AIが作った現代音楽って、酷いね。

フリージャズの一つも分からない人が作曲したっていう感じ。

 

これ、コロンビア大学を出ているうちの大学の先生が、その人のコンサートをFacebookで勧めていたから、期待して試しにYouTubeの動画を見てみたんだけど、私の感想はそんな感じ。

AI作曲は、今よりももっと発展させる必要がありそう。

 

とにかく、良いフリージャズを作る人の才能が、また一つ明るみに出たよ。

もちろん、武満徹の「コロナ」みたいなフリージャズ的に奏する現代音楽も、その演奏者たちの才能がよく分かったよ。

何回も録り直しを重ねて、その域に達するのだから。

 

フリージャズってのは、やってみたら分かるけど難しいんだよ。

「ただの雑音」と「芸術作品」の違いを出さなければならないから。

子どもの絵とピカソの絵の違いみたいなものだ。

AIによるこんな単純な作曲方法では、本物には到底足元にも及ばない。

人間の頭って、すげえ複雑なんだなっていうことがよく分かる。

 

現代音楽の即興演奏とかフリージャズっていうのは、大変なわりに世間から評価されない。

それでもなお、「好き」を極めるためにとことんディープな音楽を作り続ける彼ら演奏家は、まさに人間国宝だよ。