師匠との話し合いで、最も不幸な人間の特徴を決めた。
「唯物論者で、事あるごとに他人と比べて、セックスにしか興味のない人間」
特に、そういう人間は歳を取れば取るほど悲惨になる傾向がある。
もはや動物と同じで、人間に生まれて来た意味がない。
つまり、
「スピリチュアルをちょっと齧っていて、自分をしっかり持っていて、形而上への興味が尽きない人間」
は、そこそこ幸せな方だということだろう。
これは、76歳という師匠の年齢だからこそ分かって来ることがある。
加えて、私が個人的に言うなら、「愛」のない人間ほど不幸なものはないと思う。
愛とは、人間愛のこと。
愛のない人間は、人間のオカルト的な生理現象にわざわざ自分から背いているとさえ思うから。
(ちなみに、アインシュタインは娘への手紙にて「全てのものは神の愛で出来ている」と述べていた。)