私自身が、ロマン派音楽やそれ以前の音楽を受け付けない身体になって来ている件。

聴いていても、頭に入って来ない。

うちの師匠とは真逆だ。

(彼は逆に、現代音楽やフリージャズ、和声の複雑な曲は心に響いて来なくて、せいぜい雰囲気を楽しむ程度のものだと思っているそうなので。)

ただ、私にも例外はあって、リストの超絶技巧練習曲集リヒャルト・シュトラウスなんかは好きな方だが。

 

そして。

モートン・フェルドマンの名盤を聴きたくてこのアルバムに辿り着いたんだが。↓

https://open.spotify.com/album/3RPsL12mdSXu7peeyvNLMT?si=rdiu1NvVSQmAy3o44GshVA&app_destination=copy-link

フェルドマンの「コプトの光」の前に、ブルックナー交響曲8番が入っている。

基本、良いアルバムを見つけたらとりあえず全部聴く癖が付いているため、ブルックナーだけを飛ばすのは何となく嫌なので、我慢して聴いている最中。

でも、ブルックナーはロマン派イズムが凝縮された、中身が濃くて良い曲なんだろうが、聴いていても心に響かず、頭に入って来ない。

 

ちなみにこの盤、フェルドマンとしてはなかなかの名盤であり、最初の出だしだけ聴いた感想としては、幽玄な魅力のある演奏・指揮だと思った。