Mさんもあの子も、ビクトリノックスの多機能ナイフをプレゼントしたら、すごく喜んでくれて良かった。
仕事を手伝ってくれたお礼。
あの子は今日、電車の中でその包みを「早く開けたい」って言っていた。
しかし、仕事の頑張り過ぎで、頭痛がする。
明日はお客さんに誘われてカレーを食べに行くんだけど、この頭痛は寝たら治ると良いな。
そういえば、ジョン・コルトレーンのCDを2枚、大田区の図書館から借りた。
・Infinity
・Interstellar Space
インフィニティの方は、元々1967年2月に録音したものを、ジョン・コルトレーンの死後に妻アリスが発掘し、それにシンセサイザーのストリングスを加えたもの。
アリスは、ヒンドゥー教の神智学やインド民間宗教にハマっていたので、そういう思想の曲になっている。
もう一つの方であるインターステラー・スペースも、これまた1967年2月に録音されたものを、死後に奥さんが発掘してCD化されたもの。
あのステラー・リージョンズの後継盤らしい。
電車の中で聴いていたが、どちらのCDも素晴らしかった。
Spotifyで聴いていた時はそんな感動はなかったのに、音質って大事なんだなと。
はっきり言うが。
ジョン・コルトレーンの作品は、
1965年1月に録音された「至上の愛」と「クル・セ・ママ」、
そして、1967年2月に録音された「ステラー・リージョンズ」、「インフィニティ」、「インターステラー・スペース」、
この2年間で、曲そのものの深みが全然違う。
熟成されたウイスキーのように、たった2年でこんなに差があるのかと思った。
だんだん悟って行く感じ。
やはり、命を賭けて音楽をやっていた人は、生き様が違うよ。
ジョン・コルトレーンに会ったことのある、とある日本人が言うには、「彼は自分と同い年くらいなのに、すごく大人びて見えた」とのことだった。
そして、彼は1967年7月17日に肝臓癌にてこの世を去る。
40歳という若さだった。
ちなみに、「Om」は1965年10月。
だから、Omの頃はまだ悟っていないんだよね。好きだけど。