よくスピリチュアルでは「この宇宙の物質は5%しか分かっておらず、残りの95%については未だに分かっていない」と言われるが、あれは真実なんだ。
なぜなら、私は今、日本評論社の「現代の天文学シリーズ第1巻」を読み始めた所だから。
現在分かっている5%の測定可能な物質のことを総じて「バリオン」と呼ぶ。
そして、ダークマターが27%、ダークエネルギーが68%だとされている。
これらのダークな物質については、一体何のことなのかは未だに分かっていない。
しかし、どう考えても質量の6倍はあるダークな何かがないと、重力の計算が合わないのだ。
そして、前にも言ったが、つい最近になって「ビッグバン」の存在を否定する説の方が濃厚になって来ている。
なぜなら、ビッグバン以降に初めて誕生した星(ファーストスター)を探して、他と比べて一番年老いている、ビッグバンから5億年経って生まれたとされる星たちの辺りを探っていたら、ファーストスターは見つからず、代わりにそこに別の銀河を発見してしまったからだ。
銀河が形成されるには、5億年ではとてもじゃないけど足りない。
つまり、ビッグバンがあったとされる137億年前よりも以前に、その銀河が形成された歴史があったということだ。
これにより、宇宙誕生の謎は振り出しに戻った。
もしもビッグバンがあってから我々の地球が誕生したのだとしても、そこは決してこの宇宙の始まりではなかったことが証明されてしまった。
この発見により、今、知識人たちは大騒ぎしていると、師匠は言っていた。