「毒/薬」のような二項対立。

これを止揚すると、「ある時は毒でありある時は薬であるもの」みたいになる。

この二項対立と止揚の「三位一体」を、散種は破壊する。

差延がそれであり、「毒と薬、必ず両者にはズレがあるから、一体にはならない」といった感じ。

 

これで合っているかな?

 

ちなみに、弁証法の三位一体とは、ヘーゲルの正・反・合のことと思われる。

この「正しいことを言う奴を村八分にする法則」を、デリダの散種が破壊する。