性格の悪い人は、いて当たり前。

性格の悪い人は、いて当たり前。

その人の、その時の環境と頭の悪さによって、そうなるしかなかった人たちは一定数いる。

 

古事記では、スサノオが娘婿のオシホミミに対し、スサノオの長い髪に絡まっているムカデを全てプチプチと潰させた。

その時、スサノオが言ったのは、

「この国にはムカデがいて当たり前。結婚して父親になるんだったら、悪い面も受け入れて生きる覚悟が必要だ」

とのこと。

 

性格の悪さは、頭の悪さである。

なぜなら、一時の快楽と引き換えにそれ以外の快感を感じにくい体質になることと、ちょっとしたことでイライラを感じやすい体質になることによって、結局、日常の幸せを捨ててしまうことになるから。

でも、自分よりも頭の悪い人は、いて当たり前だ。

この世界の全員の頭脳と精神力が、今の私のレベルに達していることなどあり得ない。

期待しないこと。

 

でも、それに耐えて、性格の良さを保ち続けたあなたは魅力的だ。

なぜから、他人には出来ないことが出来るようになっているし、他人には見えない世界が見えるようになっているから。

そういう苦労を乗り越えて生きて来た人って、カリスマ性みたいなものを身に纏っているから、普通の人からすると良くも悪くも目立つんだよね。

あとは、良い人同士での本物の友情が結べる。

これが人生において、意外とデカいんだよ。