一つ前の記事の補足。
悪の心全般を断捨離する。
加えて、他人の幸せも自分の幸せと同じように、願ってあげる癖を付けること。
こうすると、マジで楽になるし、生きている感覚が取り戻せる。
そして、サイコパスにならずに済む。
私の場合だと、今まで感じていた愛を感じられなくなること自体に寂しさがあったため、サイコパスになりそうになった時は訳もなく涙が浮かび上がって来た。
これからの人生は優しい人に嫉妬して、自分の欲のためだけに無機質に生きるのかというものすごい恐怖が芽生えたし、これだけ頑張って生きて来てそんな人生にしかならなかった自分が情けなく思って悲しくなった。
だが。
その時に、人の喜びのエネルギーで自分を満たせば良いという、たったそれだけのことに気付いた。
当たり前のことだった。
だから今、優しい他人にはこちらも優しくしようと思っているし、これを曲げるつもりはない。
私は地獄の入り口付近から、何とか大地まで這い上がって来た。
結論、サイコパスになるのは寂しいし嫌だ。
天国という、一つ上のレイヤーの世界があるかもしれない。
何度か夢で見た天国は、本当に心の奥底が喜んでいる、言葉に表わせないほど素晴らしい世界だった。
天国は人が少なかったけど、ボートに乗っていた中学生ぐらいの歳の女の子は、私と出会った瞬間から既に親友になれるほどの愛に溢れる人だった。
また、別の日の夢で見たのは、西陽の差したベッドと観葉植物のある部屋があって、白くて薄いカーテンは西陽の橙色に染まり、そこには確かに(現世でもある)シャコムロイヤルのパイプが部屋のどこかにあり、物そのものの一つ一つが心に不思議な喜びの栄養を与え、その部屋に私一人でいるのに全く孤独ではなく不思議な安心感があった。
あそこの部屋はホテルか何かなのかもしれないが、もしかしたら今いる私の部屋の、別レイヤーバージョンだったりするのかな?などとも考えたりした。
とにかく、上のレイヤーの世界だとしか言いようのない空間だったし、見た目だけは現世と同じ部分もあるかもしれないけど、全然違った。
私は、絶対にいつか、夢で見たそれらの場所に戻りたい。
そういう所に入りたいから、皆、わざわざこの世で修行をしているんじゃないか。
最悪、人生が負け組のまま終わったって心さえ綺麗だったら、天国がもしあればそこに行けるわけだから、それでもいいよ。
まあ、最後までこの人生での勝ち組入りは諦めないけどね。
私は心も物質も勝ち組になることを、最後の最後まで諦めないよ。