天国というのは、全てが息を飲むほど美しい。
以前、そう書いたと思う。
あれから考えたのだが、「実はあれも天国だったのでは?」という夢もあった。
私の見た夢の中から、潜在意識上にないことを抽出すれば、あれは天国だったのではないかという情報もある。
煌びやかなものだけが美しいわけではない。
濃緑で透けるカーテンが風に揺れ、部屋には紅茶の入ったカップが置いてあり、白い部屋は日陰で薄暗く、人が誰もいないが、温かなオーラがそこにはある。
それは、何とも言えない趣があるが、夢で見たというよりは幼い頃の白昼夢だと思う。
そんな美しさもあるのだ。
実は、天国というのは地上世界の亜種みたいなものかもしれない。
私は以前、東大生になっていた夢を見たのだが、夢で見た東大は、建物の入り口辺り全体がガラス細工のようなもので作られていた。
でも、次に東大の夢を見た時は変わっていたので、夢の中だけかもしれない。
あと、天国は人が少ないと以前書いたが、そんなことはないかもしれない。
私は夢で、どこかの名門女子校の帰り道に遭遇した際、制服を着た女子中学生が沢山いた。
それと、天国の本はすごく複雑で面白いものもあると思う。
その本のコダックのページを開くと、「O Pato(アヒル)」と書いてあったと思うが、それは後から記憶が付け足された可能性もあるので、題名に関しての真偽は不明。
ただ、コダックの哲学のページはあった。
それも、日本語で。
夢の中ではそれを読んではおらず、さっとページをめくっただけだったが、ひらがなと漢字で書かれていた。
恐らく、天国の芸術は、地上よりもずっと進んでいると思う。
あとは、リリー・ブーランジェの音楽は、天国にあるかもしれない。
20代で亡くなったリリーの作る音楽は、この世のものとは思えないほど複雑で、あんなもの、普通にパリ音楽院で勉強して書けるようなものではないと思う。
彼女は転生して、また作曲活動を行っていると思う。
以下動画は、私の友達の演奏↓
https://m.youtube.com/watch?v=WiXWrzNBsn0
あと、勝手に考察するが、天国の科学技術は進んでいるというよりは、むしろ変な風に進みすぎていないというものかもしれない。