バッハを合計41時間聴いた結果。

(Facebook投稿記事)

 

Spotifyにて、J.S.バッハを合計41時間聴いた結果…

 

フリージャズへの飢えが今にも爆発しそうです。

他にもブクステフーデなどがありますが、もうバロックはいいです。

後述するようにこの時代の曲が決して悪いと思っているわけではありませんが、現代音楽などと比べてしまうと、何か言葉で説明しづらい「無駄」が多い気がします。

ちなみに、その殆どはTon Koopmanの指揮・演奏で聴きました。

 

結局、バッハの良い曲はだいたい有名どころとして抑えられていて、あとの9割方のマニアックな曲たちはだいたいみんな同じ感じです。

ただ、身体の中に独特の音楽的素養が溜まっていくのは感じました。

そのせいなのか知りませんが、コーラを飲み続けるとコーラ中毒になるように、時々またバロック音楽を聴きたくなるのが不思議です。

そして、感受性が豊かになるのは本当で、バッハを聴き続けた後でポップスを聴くと、ポップスには何かストレスを感じさせる嫌なものが僅かに含まれていることに気付き、一瞬ですがポップスに対して拒絶反応が起きたりします。

 

ちなみに、なぜここまでバッハにハマったかというと。

以前、友人である⚪︎⚪︎さんのピアノ弾き合いパーティに行く途中、興味本位で朝霞図書館に寄ってみたんですね。

普段、朝霞市には全く行きませんからね。

すると、CD棚の所に、今まで見たこともなかった青色や青緑色のジャケットのCDがシリーズ化されて沢山置いてあり、なぜかものすごく直感のワクワクセンサーが発動したのです。

試しにそのCDを一つ手に取ってみると「Ton Koopman Organ Works」と書いてあり、レーベルはワーナーミュージックでした。

私はそれをスマホのメモ帳に書き残してその場を去り、それから1年以上経った今になって、Spotifyでそれらを聴くことになったのです。

 

なお、バッハのマニアックな曲の中で個人的に良かったものは、以下の通りです。

 

・キルンベルガー・コラール集

ライプツィヒ・コラール集

・Ich habe gerung(私は満ち足りています)

・Komm, du sube todesstunde(さあ、崇高なる死のときよ)

・Wachet auf ruft uns die stimme(目覚めよ、と呼ぶ声あり)

・Bekennen will ich seinen namen(彼の名前を告白したい)

・Amore traditore(裏切りの愛)

・Sei gegrüßet, Jesu gütig(ようこそ、慈悲深いイエスよ)

 

ちなみに、かの有名な「G線上のアリア」は、交響曲第3番の第2楽章のことです。