Ivo Perelman「Oneness」を、一日数曲、じっくり聴いている。
真夜中にパソコンを立ち上げ、紅茶を飲みながら。
しかし、酒で酔いながら聴くのは好きではなかった。
意識がしっかりと冴えている時に、心に沁み込ませるのが好きだ。
ワンネスとは、スピリチュアルの「世界は一つから始まった」という意味かもしれないが、曲自体はもっと濃厚で霊的な快楽があるように感じる。
まるで、アンドレ・ブルトンの「シュルレアリスム宣言」に出てきたオートマティスム(自動記述)を音楽にしたかのようだ。
ちなみに、ジャズの奏者でスピリチュアルの信者は珍しくない。
ジョン・コルトレーンはアセンションという曲を作っているし、アルバート・アイラーもスピリチュアルを匂わせる発言をしている。