不思議の国のアリス症候群について思ったこと。

ルイス・キャロルは、不思議の国のアリス症候群。

時間や空間を司る脳の一部分に異常があり、物の大小の感覚がおかしくなるという幻覚を見る。

後にその症状を発見した医者が、「不思議の国のアリス症候群」と名付けた。

キャロルはオックスフォード大学で数学を教えていた。

生涯独身。

そして、アリスの元ネタの人物はアリス・リデルという少女で、同僚の娘。

 

物の大小が異なってみえる幻覚は、キャロルを苦しめた。

片頭痛も伴う。

この症候群の人は、自分が草の中にいる虫くらいの大きさの環境にいるかのように見えたり、逆に自分の視界がどんどん天井から見下ろすように見えたり、りんごやランプがすごく大きく見えたり、バスタブに入っていると自分の足がどこまでも長く伸び続けるように見えたり、横断歩道で車や人が速く通り抜けたりスローモーションに見えたりするという。

しかしこれを聞いて思い出したことがある。

 

以下は仮説。

 

時間・空間の感覚がおかしくなるという症状。

レヴィナスは、「時間があるように見えているのは、自分や環境が変化するから(つまり、本当は時間なんてない)」と言っていたが、それ、本当なのかもなと思った。

時間があるように見えているのは、全てが繋がっているから。

全ては神の一部で出来ているから、全てが繋がっているような現象が初期設定で起こる。

その一つが、時間だ。

時間はアプリオリな感覚だと言われている。

しかし、稀にエラーが生じて、全てが繋がっている所から分離されてしまう人が少数いる。

そのエラーも、神と自分が決めてそういう人生を設定し生まれてきた。

それが、不思議の国のアリス症候群である。