世の中には、諦める方が頭が良いと思っている人がいる。

うちの師匠は、高校時代にガロアの数論が分からなくて、また、良い先生にも恵まれなかったという理由から、自分の頭はこの程度だなということを悟ったとのこと。

馬鹿。

もうね、下手にそういう事を考える方が馬鹿。

それでもなお、「そうなりたい」という欲望を貫けよって話。

目の前に難解な本が出て来ても、目をつぶって特攻していなかったら、少なく見積もっても今の俺はなかった。

やりたくないことは諦めて良い。

ただ、やりたいことは諦めずに継続すること。

そして、この場合の「悟る」というのはすなわち、「やりたくない人たちのする言い訳」なんだよ。

他人がする言い訳の劣化コピーみたいな理由を前提に、それを諦めるのは馬鹿だ。