あの子を仕事のアシスタントに連れて行き、帰りにそこから近くにあるえの木てい(喫茶店)に行って、ハンバーガーを食べた。
そこでは、2時間くらい喋っていた。
そして、港の見える丘公園を散策して帰った。
軽くデートだったと思う。
もうね、これだけで充分幸せなんだなって思った。
変にあの子を自分のものにしようとか、彼氏とはどうなのかとか考えて不幸になるよりも、今、私にほのぼのとした幸せがあったらその心の状態をキープしようと思った。
今読んでいるのは、引き寄せ本の名著と言われる浅見帆帆子さんの「あなたは絶対、運がいい!」。
はっきり言うが。
性欲の最高のものを望んでいたら、上に天井がないと思う。
次から次へと、やりたい女の最高記録が更新されていき、上限がない。
そして、すぐに飽きる。
私は、そういうムッチリした性欲的な理想の女と出会えないのではなく、出会うことを本当は欲していなかったから、出会えないんだ。
性欲主体で生きていると、結婚生活の大半が妥協になり、奥さんにも飽きるだろう。
それよりも、心がときめく人と出会いたい、心がときめく結婚をしたい、と望んでいたんだろうな。
だから、あの子が現れた。
だからこそ言う。
性欲の延長上に、結婚生活はない。
優しさの延長上に、結婚生活があるんだ。
性欲主体で生きていたら、どんなに良い身体の女でも、いずれ飽きる。
飽きないで続いていくのは、そこに優しさ(愛)があるからだ。