昨日、フーリエ音響学の第一章を読み終えた。
音響学に入る前の、事前知識としての数学の章だっあ。
若干分からない所があって、そこは論理思考対象ではなく記憶対象ということにしたし、練習問題は全て飛ばした。
それでも、この第一章はかなり楽しかった。
くし関数!
くし関数イェイ!
何というコンパクトに纏められた美しさ!
で、今は第二章を読んでいるのだが、こちらは平面波についての章である。
ちょっとハードルが上がったかな。
これはもう、κが波数だとか深く考えずに、「計算したらそうなるんだから、そうなんだな」で済ませている。
もちろん、音響インテンシティの単位である「ワット毎平方メートル」のイメージが湧くように読むと、単位面積あたりに音波が与えるエネルギーの強さが分かるのだろう。
けど、そんなことをいちいちやっていたら頭がパンクするし、その間に読む時間が掛かってしまい、そのうち他の理系書籍を読みたくなって、挫折することになりそうだから。
ただ、こういう本の良い所は、深読みしようと思えばどこまでも掘り下げて熟考出来るということだな。
とりあえず。
フーリエ変換とは、波形から「サインの成分」と「コサインの成分」を割り出す方法。
それがeの何乗とかになっているのは、小っちゃい線の傾きから大きな波形の形を割り出す時に、e(=2.71)だけは微分しても積分しても変わらないため、それに何を掛けるかによって、サインとコサインに分けることが出来るから。
(で、合っている?)
iを使うのは、座標軸にて円を描き続ける時に、yをiにしておくと、答えが+と−を行ったり来たり出来るから。
(で、合っている?)
で、eのi乗ということは…だいたいこの二つの説を合わせるとこうなるんだろう。
(で、合っている?)