私は、仕事場が結婚式場であることが多いんだけど。
私のことを馬鹿にして悦に入る新郎がいて、新婦はそれを見て嬉々としていたことがある。
まるで、勝ち組の夫から結婚を言い渡されたお姫様になれた気分を、一時的に味わっているかのごとく。
私は、まさかそんなことがあるとは思わなかったので、その時は何も感じなかったんだけど。
そういうサディスティックな脳の造りをした人たちが父親・母親になったら、子どもが真夜中にぐずって不眠が続いた時などに、特に母親の方は子どもに対して殺意ムンムンだ。
もちろん父親の方も、だんだんモラハラ気質になっていく。
(そして、モラハラ人間の特徴として、外面(そとづら)だけはやけに良いという。)
こうして、無計画に結婚して、結果的に子どもに精神的な負担を強いている親は多いと思う。
後先考えない人たちって、おぞましい。
そういえば、フェイスブックで私を馬鹿にするためだけに毎日私の記事を見て来たシングルマザーが二人いた。
(それは、ありのまんまさんではないよ。あの人はそんな悪い人じゃない。)
もう、その年齢のその時点で既に、「他人の不幸への依存症」を発症しているじゃないか。
他人を馬鹿にしているその瞬間には、脳内から快楽物質とストレス物質が同時に出ていることが証明されている。
ということは、科学的に、そいつの脳内は常にストレス物質でいっぱいなわけだ。
実家のマンションの隣に住んでいる年配の男性は、昔私がニートになった時、私を自殺に導こうとする勢いで、ストーカーじみた嫌がらせをして来た。
その人は結局、ストレスを抑えられず、奥さんのことを怒鳴り散らしていた声を聞いてしまった。
更には、娘を自分の思う通りにコントロールして、良い学校に入れ、大手企業に就職させた。
娘は結婚した後、自分の子どもに対して時々軽く暴言を吐くようになったのを見ると、娘も幸せってわけではなかったんだろう。
(追記: というか、私が今これを書いているこの瞬間にも、娘さんは子どもにヒステリックな対応をしている声が聞こえた。)
その男性は歳を重ねるごとに、他人の不幸以外の快感を感じなくなっていく。
その男性は何かイライラが抑えられなくなると、夜中に外に出て行って徘徊していたが、その背中からは殺意がムンムン出ていた。
私はその様子をリアルタイムで見て来た。
世の中には、「奥さんっていうのはね、気付いたら十何年経っていたっていうくらい、素晴らしいものなんですよ」と言っていた愛のある夫婦だって実際にお会いしたことがあるのに、そういう劣悪な人たちにとっては本当に「結婚は人生の墓場」だよ。
私は常に、「何でこの人たちは、そんな酷いことが出来るんだろう」と常々真面目に考えていたが、その答えが出た。
それは、「他人の不幸への依存症」を発症しているからだろう。
愛がないから、少しでも脳を癒すためにと依存に走る。
そして、それは依存症だから、なかなか治らないんだ。
大体は、育ちの悪い人ほど快楽主義者であり、脳が自分を癒そうとして、他人の不幸という快楽をより欲する。
そして、だんだんエスカレートさせないと効かなくなっていき、快感の方が理性を上回ってしまう。
で、そういった麻薬が麻薬切れを起こす度に、不安に陥ったりイライラしやすくなったりするから、また麻薬を求める。
「他人の不幸を悦ぶ度合い」は、本当に「怒りの時のヒステリー度合い」に比例する。
この人たちは、他人に勝つこと・他人の不幸の上に立つことだけを求めて、それだけで人生が終わってしまう人たちだ。
そこに、何の自己実現もないし、「他人に勝ちたい」という対人恐怖からは常に逃れられない心境だろう。
本当に、それだけで人生が終わってしまう人たちだ。
他人に勝ちたいと思うその欲は、結局、その人自身の中にある「対人恐怖」に由来するんだよ。
私はもう、腹を括ってムカつかないことにした。
怒りは全て、自己消化出来るように訓練している。
なぜなら、そうでもしないと殺人犯になりそうになったことがあって、そうなるぐらいだったら脳から怒りの物質が出ないような訓練を積み重ねた方が、希望が持てるからだ。
そして、むしろその方が勝率が上がるのだ。
まあ、動物は反抗されるよりも無視される方が、戦意喪失するからね。
その人の中にある発散されるはずだったストレスが、私が予想外に怒らなかったことによって発散されず、その人の中だけで毒が回ることになるから。
まあ、基本は動物と同じなので、本当はこうした批判をされることよりも、黙ってブロックされることの方が精神的に辛いのだろうけどね。
ただ、感情は抑えるけれども、冷静な批判だけはやめない。
これこそが、非暴力・不服従の精神。