勉強が出来るようになるコツ。
超簡単に言うよ。
クラシック音楽の良さに目覚めてごらん。
お勧めは、ドビュッシー。
また、クラシックが嫌なら、ジャズでも良いよ。
あるいは、絵画の良さに目覚めてごらん。
芸術を身体で感じられるようになると、実は数学や歴史も美しいんだってことに気付けるから。
それも嫌なら、いっそのことコーヒーや紅茶の一流のものにハマっても良いよ。
仮に、
「クロミミラパンのコーヒーや、HOJO紅茶にハマっていて、結局、料理の専門学校にしか受かりませんでした」
っていう子がいたとしたら。
私だったら、逆にその子の将来が楽しみだけどなあ。
そういう種子は、いつか必ず育つから。
あと、お勧めの方法は、子どもを本屋に連れて行くこと。
それも、紀伊國屋書店や神保町などの、難しい本が沢山置いてある本屋に行くこと。
そうしたら、その中でワクワクする本を一冊、親であるあなたが手に取って、あなたがそれを読みなさい。
その習慣を、いつか子どもが真似するようになるから。
その際、子どもの手に取る本は、受験に関係のない本で断然OK。
種子は必ず育つ。
長い目で見よう。
そして、それらのことをちょっと難しい言葉で言うと、こうだ。
勉強でしか得られない「形而上の快楽」を感じられるような、繊細な心を保つことが大事。
そして、それ以外の「刺激的な快楽」は、なるべく断つこと。
なぜなら、刺激的な快楽をずっと感じていると、形而上の快楽を感じにくくなるから。
(ただし、刺激的な快楽も、一度は通っておくのは否定しないけど。)
別に、ゲームばっかしやっている人を否定はしないよ。
しかしながら、ゲームは刺激的な快楽を得られるから、ずっとゲームばかりやっていると、少なくともその間は、勉強でしか得られない繊細な快楽を身体が感じにくくなる。
逆に、
「ゲームとか下らない。内容が薄っぺらいから。数学の方がよっぽど内容が濃くてワクワクする」
っていう気持ちになれる子は、普通に東大とか京大に行くんだよ。
才能とか努力の問題じゃないよ。
最後は、好きかどうかが大事なんだよ。