Jean=Claude Risset(ジャン=クロード・リセ)は、一回だけ私の母校の大学に来たことがある。
それが今になって、彼の音楽の素晴らしさに気付いた。
もう死んだけどね。
性格悪そうな顔なのに良い曲を作る人っていうのは、自分の心の中にあるものすごく純粋で傷つきやすい部分を、他人に悟られないように生きている場合が多い。
でも今頃、死後の世界が実際にあって、びっくりしていることだろう。
ただ、写真では性格悪そうな顔つきで写っているけども、私が実際に見た時はむしろピュアで邪気のなさそうなおじいちゃんに見えた。
ほんと、ちょっと触っただけでピンッと割れてしまいそうな、ガラスのハートの人っていう印象だった。
まあ、殆どの性格悪い人たちは、色んな方面での感覚が鈍感になっていて、能力ないけどね。
こういうのはレアケースだと思う。