ジョン・ケージ、真剣に聴いてみようかなと思って。

今、これを聴いているんだよね。↓

https://open.spotify.com/album/0jrNFBUEgVJAFbqlxKEvJq?si=dI-kxZ2WQQmAHesE0nBhTw

 

リズムの構造に複雑性はなく、音節が小節ごとにちゃんと区切られている感じ。

そのシンプルさにより、音楽特有の緊張感がなくなり、逆に音楽性を奪っている。

まるで、脱音楽。

自然から音に辿り着くのがモートン・フェルドマンならば、音を追求した挙句に自然に還るのがジョン・ケージだ。

 

最近、もしかしたらの話だけど、音楽そのものの構造や芸術性に限界が見え始めて来たような気がしていて。

まあ、そんなの気のせいかもしれないんだが。

それよりも、今、本を読むことに芸術性の深さを体感し始めている。

「水環境の気象学」だが、読んでいるとだんだん身体が地球のオーラに同調して来る気がしている。

あらゆる欲が削ぎ落とされ、不思議な形而上的満足感が芽生えて来る。