Mark Wastell「At Bonnington」というフリージャズのアルバム。
Bandcampというサイトにて、無損失WAV.ファイルを購入したもの。
19個前の記事にて「誰も理解出来ない音楽」というタイトルで紹介したが。
やっぱり、買って良かった。
下手したら、一番目か二番目に好きかもしれないフリージャズのアルバムとなった。
ほんと、音楽を聴いてその本質を掴める人にだけ、その良さが分かるっていう感じ。
本質の骨格部分だけが一人歩きしているようだ。
もはや、あの現代音楽作曲家モートン・フェルドマンを超えているかもしれないほどの芸術性を感じる。
ちなみに、一番目のもう一つの候補もMark Wastellによるアルバムで、「Assumed Possibilities」というものであり、こちらは超難解な上記アルバムに比べたらまだ聴きやすい方。
前にも言った通り、フリージャズを散々聴いて来た私でさえ、最初はこのアルバムの良さが分からず、買ったことを後悔していた。
しかし、今になって、まさか一番目か二番目に好きかもしれないなどと思えるなんてね。
買うかどうか占って「買え」と言われた、あの易占の結果は当たっていたよ。
でも、賭けてもいい。
少なくとも現在は、私の周りにこの曲の良さを理解出来る人は誰もいないから。
常に感じていることだけど、こうして一人で盛り上がっているのって、何となく孤独を感じるんだよな。(今に始まったことじゃないけど。)
まあきっと、私の感性のレベルが上がれば、同じような人が引き寄せられるだろうとは思っている。
もしくは、こういうのをフェイスブックの記事に投稿するなどして、周りの友達の感性がそのうち育ってくれれば、話し相手も増えて嬉しいんだけどね。