無限個の自然数の個数 < 無限個の実数の個数

追記:

無限個の自然数の個数 < 無限個の実数の個数

と書いた方が良かったので、訂正しておきました。

あまりにも感動したので、この感動を誰かに知って欲しくて載せてみた次第です。

同じ無限個なのに、実数の方が必ず個数が多くなるという。

カントール対角線論法

これは、0から1までの間に無限にある実数を、0,1,2,3...と無限に続く自然数に一対一対応させて行くわけです。

そして、自然数と実数を順番に縦に並べて(写真3枚目、図8.2)、実数側にある小数点を斜め下に辿って行くんです。

その時、

・4を3と書く

・4以外の数は4と書く

と数を変えます。(写真3枚目、図8.3)

そして、それを斜め下に辿って読み上げると、新たな実数の値が出来るわけです。

なので、実数の個数の方が、確実に1つは多いわけなのですね。

ゆえに、自然数の個数よりも、実数の個数の方が、最低でも1つは多いことが分かります。

よって、無限個の実数の個数は、無限個の自然数の個数よりも必ず多いわけです。

 

 

 

カントール対角線論法によって。

自然数Nは、実数Rよりも必ず少ないことが証明された。

これはすごい。なぜなら、

無限個の自然数の個数 < 無限個の実数の個数

が証明されたということなのだから。

 

どうせ私がフェイスブックに投稿しても誰も読んでくれないので、A.W.ムーア「無限」より、ここに貼り付けおきます。