スピリチュアルのワンネスとは、「全ては一つから始まった」という概念。
これは新興宗教的に新しく出来た思想でも何でもなく、大昔から言われていたこと。
その一つに、アニミズムがある。
アニミズムとは、「全てのものには神が宿っている」という考え。
それもそのはずで、この宇宙は大元の神による創作物であり、大元の神による思考の現実化で出来ているから。
つまり、縄文時代の人たちの霊的感性は鋭くて、全てのものが神で出来ているということを、身体で感じ取っていたんだよね。
(縄文時代の人たちは生活が保障されていないため、直感が働かないとすぐ死ぬから、生き延びるためには霊的感性が鋭かったと考えられる。シャーマンが崇められたのも分かる。)
アニミズムって、本来はそういう意味だよ。
そこから派生して、「我々のような生き物の魂は皆、大元の神の魂の一部を貰っている」ということに繋がる。
また、「ブッダの真理のことば・感興のことば」の冒頭には、「物事は心に基づき、心を主とし、心によって作られる」とあるが、これは引き寄せの法則のことである。
よって、我々は皆、大元の神と一緒に生きており、大元の神と一緒に引き寄せの法則を使っていることになる。
なので、引き寄せの法則とは、大元の神が喜ぶことをして報酬をくれることに等しい。
人は「学びのために生まれて来た」と言う。
それは確かにそうなのだが、それよりも我々人類は「喜び」のために生まれて来たんだよ。
そして、その喜びのためには前段階として学びが必要なわけよ。
また、人は「学びを終えたら輪廻転生が終わる」と言う。
それは確かにそうなのだが、心が綺麗だと死後の世界が天国になるからだよ。
この世に執着するなと仏教が言うのは、あの世で存分に楽しめという意味で言っているから。
きっと、死後の世界は「引き寄せの法則が即行で叶う世界」だとか、「原則として同じ魂レベルの人たちとしか関われない」とか、そういう感じなのだろうな。
(ちなみに、死後の世界には植物とか普通に物質的なものもあるし、三途の川のほとりには花が咲いているなどと、桜井識子さんは言っていた。)
皆、そういう所に行きたくて、わざわざこの世で修行を積んでいるんだよ。
なぜ死後の世界にも物質がある程度存在するのか?
その答えは簡単。
我々が生きているこの世界が、そもそも神の思考で作ったものなわけでしょ?
だったら、死後の世界だって神が作ったものなんだよ。
そうなると、その人の死後の世界に必要だと神が判断したものが与えられるわけ。
(死後の世界でだって、魂は成長するからね。その成長に必要な物資はあらかじめちゃんと用意されているんだよ。)
そして、大元の神っていうのは、人格を持ったソースエネルギーなんだよ。
挿し木で植物が殖えるように、我々の根底に宿るもの。
桜井識子さんが色んな宗教の神様を見たと言っているけど、それもそのはずで、大元の神から挿し木で派生した神々は、わざわざ人々が信仰する通りの形となって顕現して下さるから。