シュシュちゃんとは、可愛い子という意味。

(Facebook投稿記事)


この話、前もしたと思いますが

 

ドビュッシーが二度目の奥さんとの間に出来た娘を「シュシュ」と呼んでおり、その2歳の娘のために「子供の領分」が作曲されました。

ここまでは音大卒なら常識です。

 

ところが、その「シュシュ(Chou-chou)」を直訳して「キャベツちゃん」と書いてある本があります。

もはやそれは、現在でいうGoogle翻訳レベルの訳であり、日本の音大によくある「日本の常識、現地の非常識」です。

本当は、単に「可愛い子」という意味です。

 

この時代には既にシュークリームは存在していて、人々も短縮してそう呼んでいたため、「シュ」というのはせめてシュークリームと言うべきでしょう。

もちろん、意訳では単に「可愛い」という意味になり、現地の人は今でも「幼くて小さいので可愛い」という意味で使っているようです。